ファーストステージ、ホーム最終戦となったホンダロックとの対戦。今節で2位のFC大阪の試合結果によっては1位が決定する可能性がある大事な一戦。試合開始から強い雨が降りしきる中、立ち上がりは両チームともに相手の出方を探りながらの展開が続く。

Hondaは8分にボールを奪われると相手に一瞬の隙を突かれミドルシュートを打たれる。続く15分にはHondaの連携ミスからボールを奪われシュートされるも、GK楠本が左手1本でセーブし、相手に得点を与えない。

前半20分過ぎからはテンポ良くボールを動かし、主導権を握る。22分に中央で栗本がボールを奪うと、左サイドを駆け上がった富田へパス、大町にクロスボールを上げるもわずかに合わない。待望のゴールが生まれたのは39分、ゴール前でFKを得ると、栗本が蹴ったボールはゴール前へ軌道良く向い、ゴール前でフリーになった原田が豪快なダイビングヘッドで貴重な先制点が生まれた。このまま1-0で前半を終了。

後半開始直後にピンチを招くが、集中した守備で得点を与えない。60分には右サイドでボールを受けた佐々木がシュートするも相手に防がれ追加点を奪うことができない。徐々にホンダロックも足が止まり、Hondaはテンポ良くボールを動かせるようになる。

71分には左サイドで細かくパスを繋ぎ、最後は鈴木（雄）がミドルシュートをするなど厚みのある攻撃を展開する。また児玉、土屋、三浦を投入し、追加点を狙いに行く。

このまま1-0で勝利かと思われた88分。中央でボールを受けた富田が原田へパスをすると、得意のドリブル突破からクロスを上げ、ゴール前でフリーになった児玉がきっちり合わせ2-0としたところで試合終了のホイッスルが鳴る。

2位のFC大阪も勝った為、1位決定は次節に持ち越しとなった。次節はアウェイでラインメール青森との対戦になり、勝利で1stステージ1位が決定となります。引き続き、変わらぬご支援、ご声援を宜しくお願い致します。