11/12 JFL第15節 VS FC今治 最終節はスコアレスドロー ホーム無敗で完全優勝を飾る
第19回JFL2nd-ステージ第15節、FC今治とのホームゲーム及びリーグ最終戦はスコアレスドローで今シーズンの戦いを終えた。
最終戦はホームゲーム無敗記録と共に、今シーズンをもって引退する選手の花道を飾るべく戦い。柴田、須藤、曽根がスタメンに名を連ね、久野は怪我により残念ながらメンバー外となった。
共にポゼッションサッカーを主体にゲームを進める両チーム。得点は入らないものの見ごたえのある試合が展開される。
ほとんどの試合でゲームの主導権を握るHondaだが、シーズン当初より成熟度のみられるFC今治に攻め込まれる展開が多くなる。
Jリーグからのレンタル選手も多数在籍しているチームだけあり、個々の能力が高いFC今治。幾度かピンチを迎えたものの、今シーズン初出場となったGK清水谷の好セーブによりなんとか失点を間逃れる。
前半はシュート数も3本でほとんどチャンスを作れずに折り返す。後半に入ってもペースを握ったのはFC今治。パス回しからサイドを崩され攻め込まれるシーンが増えたが、JFL最少失点を誇るDF陣の集中した守りでゴールは割らせない。対して攻撃面では後半のシュート数が0本とチャンスを作ることができなかった。
フル出場を目指した引退する3選手だが、柴田が試合終了間際に2枚目の警告を受け退場。しかしHonda FCに加入し17年、ケガに苦しみながら戦い続けた柴田にはスタンドから惜しみない拍手、激励の言葉が投げかけられ、記憶に残るシーンとなった。
試合は後半アディショナルタイム5分を経過したところで終了のホイッスル。ホームゲーム無敗を達成するとともに、通算21勝7分け2敗で1st、2ndステージ制覇の完全優勝。
2001年~2002年以来の連覇となり、来シーズンは前人未到の3連覇に挑む。 | |