接戦となったチャンピオンシップ、2年ぶりの優勝でJFL6回目の栄冠!
2016年12月4日に行われた、第18回JFLチャンピオンシップ第2戦、Honda FC対流経大ドラゴンズ龍ヶ崎は、Honda FCが1-0で勝利を収め2戦合計スコア3-2となり2年ぶり6回目の優勝を飾りました。 2点差を追いつかれ引き分けた第1戦からスタメンを4人入れ替え試合に臨んだHondaだが、試合序盤は流経大にペースを握られ押し込まれる展開が続く。9分にはパスミスから最初のピンチを招くが、シュートはゴール右に外れ失点を逃れる。徐々に試合の流れを掴んできたHondaは、右サイドバックの三浦の攻撃参加からチャンスを作ると、14分には古橋30分過ぎに大町とシュートを放つがゴールには至らない。前半は押し込まれた印象があったものの、シュート数ではHonda6本、流経大1本とHondaが多くシュートシーンを作った結果となった。 |
後半に入ると序盤からHondaの攻勢が続く。左サイドで細貝、栗本が絡み相手を崩していく展開が増えた60分、柴田のスルーパスに抜け出した細貝がセンタリングを上げると、走り込んできた香川がヘディングで合わせ、ボールはゴールバーに当たったものの、下に跳ね返ったボールがゴールラインを割ったためゴールの判定。Hondaが攻め込んでいる時間帯に貴重な先制ゴールを奪う。その後も試合のペースを握るHondaは70分過ぎより疲れの見える選手を交代させ終盤に進んでいくと、80分には途中出場の久野がカウンターからドリブルでうまく抜け出しGKと1対1のチャンスを作るが、左足のシュートはGKの好セーブに阻まれ追加点が奪えない。試合終盤になると、運動量に勝る流経大に徐々に押し込まれる展開となる。清水谷の負傷による治療もあり後半のアディショナルタイムは8分。疲れが見えるHondaは守勢に回るものの、主将の鈴木を中心とした集中した守りで相手の反撃を抑えこむと、後半53分を経過した頃に試合終了のホイッスル。グランドには歓喜の紙テープが投げ込まれ、祝福ムードに包まれた。シーズン序盤は苦しみながらも、2年ぶりの栄冠をつかみ取りJFL最多6回目の優勝となった。 |